逃げ馬頭数が分かれば回収率は劇的に上がる

5月20日の京都10RのシドニーTで新しい計算式を思いつきました。

このレースのMy馬王の本命は、アトランタでした。

My馬王のロジックは、逃げ馬に優先的に重い印を付けるようにカスタマイズしてあり、ハイペースで毎回逃げるこの馬が本命になっていました。

ただし、このレースには多数の逃げ馬がおり、自分で予想した場合、差し馬を本命にしたことは間違いありません。

結果もその通り差しの競馬になりました。

 

 

シドニーTレース結果

レース情報(JRA) - netkeiba.com

 

単純に言葉にすると

逃げ馬がたくさんいる時は、差し・追込馬を上位にする

ということになりますが、データを取って間違いないか確かめてみます。

 

馬王には予想展開という項目があり、各馬の脚質がわかります。

これを利用して、このレースの逃げ馬の頭数をカウントする項目を作ります。

これは単純にこのように書くだけです。

count(予想展開=1 or null)

 

逃げ馬頭数によりどの脚質が有利なのかのデータをとっていきます。

 逃げ馬頭数と脚質別1着率(ダ1200メートル・予想タイム指数順位が1位と2位の馬限定)

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基本的にダート1200メートルは、前に行く馬ほど的中率は高くなりますが、

逃げ馬の頭数が増えれば増えるほど、後ろから行く馬の率が良くなっています。

同じ条件の回収率

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逃げ馬が0頭と5頭の時にをくらべると一目瞭然ですね。予想通りの特色が出ています。

極端な条件のほうが儲けやすいと思います。

以下の条件の馬が本命になるように計算式を書きます。

①逃げ馬がいない時      先行or差馬

②逃げ馬が5頭以上いる時  追込馬


   SWITCH(逃げ馬頭数 =0 , 予想展開 in (2,3) , +1 , 逃げ馬頭数 >= 5 , 予想展開 = 4 , +2 , true ,0 )  
   


簡潔に書いてますが、芝やダートや距離でかなり傾向が変わるので、実際に馬王に登録する時はもう少し細かい条件指定をしたほうが良さそうです。