調教師の角居先生の本を読みました。そこには少しエロスがありました。

 競馬の予想をする上で厩舎をファクターにしている人ってどのくらいいるのでしょうか。

関西馬関東馬かというのは重要だとは思いますが、厩舎によって印を買えることはほとんどありません。

でも先日の藤沢厩舎の特性のように、調教のやり方や馬との接し方で、馬の能力はもちろん、適正も結構変わるのではないかと思います。

 

(藤沢厩舎のデータはこちらの過去記事をご確認ください) 

keibao.hatenablog.com

 

そんなことがきっかけで、厩舎に興味を持ち、角居調教師が書いた本を読んでみました。

(調教師が書いた本って珍しい?)

競馬感性の法則 (小学館新書)

競馬感性の法則 (小学館新書)

 

競馬の予想力が上がるかどうかは別として、読み物としてすごく面白いです。

データ競馬をしていると馬が生き物であることを忘れがちになるのですが、

犬とか猫と同じようにすごく可愛らしいところがあるんですね。

あらためてお馬さんが好きになりました。

 

本の中でフケについてふれられていました。

牝馬の3歳の春はとてもデリケートです。フケ(発情)の出るときで、体調管理が難しい。手入れをしていると人間のほうにぐっと押しつけてきたり。排尿のポーズをしたり。でも私はフケをやっかい事とは思わない。これはこれで、健康に育っている証拠なんです。ただし、鞍上が馬の腰元あたりに触れると、過剰反応してスタートが遅れたりすることがある。体調を安定させるための工夫が要ります。

 

これを読んだ時に危うく牝馬が恋愛対象になりそうでした(笑)

牝馬は夏に強いっていうよりは、フケの影響で冬に弱いってことかもしれませんね。

後でデータとって記事に上げてみます。

 

その他にも、角居先生が、パドックの見方や返し馬の見方について解説しているので、パドックを見れるようになりたいという人には参考になるのではないでしょうか。

 

この本で豆知識が一つ増えました。

角居厩舎は、高松宮記念スプリンターズステークスに出走したことがない

角居厩舎のお馬さんにも予想に使える個性がありそうですね。